松山藩のお抱え絵師によって江戸時代に描かれた『久万山真景絵巻』の秘境をめぐる歴史探訪ルート。約150年前の久万山へ、タイムスリップ気分が味わえる。
久万山真景絵巻とは
今から約150年前、松山藩のお抱え絵師であった遠藤広実(えんどうひろざね)によって描かれた『久万山真景絵巻』(町立久万美術館蔵)。全三巻からなる絵巻には、三坂峠から高知県境に至るまでの23景が描かれている。何百年ものあいだ旅人を見守り続けてきた巨岩、道なき道を歩いてようやく辿り着く神秘の滝など、久万山に眠る秘境を再発見するきっかけとして注目を集めている。
春~秋
約87km